息の合った仲良し夫婦で直売所を切り盛りするのは西尾園の西尾茂雄さんと千代子さん。
「もう年なんやけど、ずっと待ってくれるお客さんがいるから、なかなかやめられんわ(笑)」と茂雄さんの朗らかなこと。ぶどうは種なしにするためのジベレリン処理のタイミングが難しく、西尾さんは根気よく何度もぶどうの樹を見て回るそうです。
「手がかかるけれど、ぽってりとした房が実るとわが子のように思えてかわいいよ」
西尾さんが作る愛情のこもったぶどうと楽しい人柄がお客さんを引きつけているようです。
収穫寸前まできて雨でぶどうの粒が破裂したり、大型台風や大雪でハウスが倒れるなど、異常気象には悩まされています。夏場、大雨警報が出ると気が気ではないですね。ぶどうを箱詰めしているときにようやく、収穫を終えたなぁと実感します。だから、おいしいという声を聞くとめちゃめちゃうれしいです。
大阪狭山市大野中272-4
090-3714-4625
9:00〜18:00
7月初め~8月末
デラウェア、サニールージュ、ピオーネ、マスカット・ベリーAほか